オリックスが土俵際に立たされた。26日の楽天戦(京セラ)は打ちあぐねた田中将から7回に暴投で先制点をモノにしたが、1―0で迎えた9回、無死二塁から守護神の平野佳が茂木に同点打を浴び、1―1と痛恨ドローに終わった。

 この日はケガで離脱していた主砲の吉田正が3か月ぶりに復帰。9回に代打で登場して左飛に倒れたが、中嶋監督は「久しぶりに打っているところを見ました。本人のGOサイン次第だけど、帰ってきたことをプラスにとらえながら戦いたい」と話した。

 3ゲーム差で28日から首位ロッテとの直接対決(ZOZOマリン)に臨み、3連勝でも奪首とはいかない状況。打線も低調のなか、吉田正がすぐに起爆剤となればいいが…。