虎党・太田房江氏が提言 コロナ禍だけど…工夫して「六甲おろし」歌えるようにしなきゃ

2021年02月28日 06時15分

コロナ禍でのスポーツについて語った太田房江氏

 開幕まであと1か月に迫ったプロ野球。阪神ファンにとっては、就任3年目を迎える矢野監督の悲願達成に期待が膨らむところだが、そんな指揮官にエールを送るのが現参議院議員の太田房江氏(69)だ。2000年から大阪府知事を2期8年務め、その間に阪神は2度の優勝。御堂筋パレードを実現させてファンを喜ばせ、景気回復に尽力した。そんな〝ふーちゃん〟が、コロナ禍での新しい阪神応援スタイルを提案した。


【太田房江氏インタビュー(2)】

 ――今年のプロ野球も完全にはコロナ禍を一掃できない中での開幕となりそうだが

 太田議員 政治の真っただ中にいて、スポーツ振興の文教科学委員長をやってるんです。イベントの人数上限が今は5000人かつ(収容率)50%以下。それを「かつ」じゃなくて「または」にするように動いています。「または」にすると甲子園もかなり入ります。スポーツ観戦の陽性者はほとんどいないし、3密をきちっとしてルールを守ってうまくやってきている。もっと多くの人がスポーツ観戦をできるようにしないといけない。イベントに対する支援金の拡充も必要ですね。

 ――甲子園の応援スタイルも変わった

 太田議員 ジェット風船は無理でも六甲おろしは歌えるようにしたいですよ。マスクして小さな声で歌いましょうよ。勝って最後に歌わないと締まらないでしょ。もしくは指定して3分の1くらいの人だけ歌っていいとかね。チケットの下1桁の何番の人だけ歌っていいとか、ビジョンで発表するとか。そういう工夫が必要でしょ。ドームじゃないし、それくらいできるようにしなきゃ。

 ――景気が落ち込んでいる時だからこそ阪神の役割も大きい

 太田議員 知事をやっていたころもデフレで景気が悪かったけど、関西の人って阪神が強いと気持ちがもつのね。それを実体験しました。阪神が助けてくれたというか、強いとみんな機嫌がいいんですよ。いくら言っても戎橋から飛び降りる人はいましたけどね。

 ――今年は優勝しても喜びを爆発できない?

 太田議員 無観客パレードっていうわけにはいかないもんね。なら私のユーチューブチャンネルに選手に出演してもらいましょうか。私がMCで仕切って「リモート祝勝会」。コロナで暗い話ばっかりだもんねえ。その前に夏場に景気づけで「リモート応援会」もやりたいわね。ファンがビール飲みながら言いたいことを言って、みんなでヤジろうタイガース!

 ――球場でヤジれないストレスを発散してもらうと

 太田議員 チームが低迷してた方がみんな参加してくれてチャンネル登録者数も増えるかしら(笑い)。コロナで真面目な話ばかりやってますから柔らかい話題もやっていかないと。ホントはおもろいタイガースおばちゃんなんですから!


 ☆おおた・ふさえ 1951年6月26日、広島県呉市出身。東大経済学部卒業後、通産省入省。97年に岡山県副知事、2000年から日本初の女性知事として大阪府知事を2期務め、関西国際空港の2期工事、シャープ堺工場など企業誘致に取り組む。13年の参院選で初当選し、厚労大臣政務官、自民党女性局長などを歴任。19年の参院選で再選し、現在は文教科学委員長、地方創生及び消費者問題に関する特別委員会の委員を務める。SNSにも積極的でユーチューブ「ふーちゃんネル」では政治やコロナ問題を女性目線でわかりやすく解説している。

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