【12球団オーナー会議】コロナ禍でも19年度収支は黒字「ゲーム管理手数料が予想以上」

2020年11月18日 18時30分

斉藤惇コミッショナー

 プロ野球の12球団オーナー会議とNPB(日本野球機構)の社員総会が18日、開催された。

 年内最後となった同会議終了後、オンラインで会見に臨んだ議長のDeNA南場智子オーナー(58)は「大変な困難の一年だった」とし「プロ野球も大きく影響を受け、各球団の経営が非常に厳しい一年だった。ただそこの中で何とか試合を開始できてお客様も迎えて観客がいらっしゃる中での試合ができるようになり、ある意味で野球の大切さ、この文化をしっかりと発展させて次の世代に引き継いでいく。この責任の大切さを痛感した一年でもあった」と振り返った。
 
 この会議で任期満了となった斉藤惇コミッショナー(81)の再任も決定。同コミッショナーは激動のシーズンとなった今季について「セ・パ両リーグ合わせて公式戦720試合を終えることができた。一体となって遂行することができ、結果的には482万人以上の観客の方々に来ていただいた。そして実際それだけ数多くの方々が集まっていただいて、コロナウイルスの陽性者が試合(観戦)を介して2件だけであった。濃厚接触者もなく、その都度保健所からの指導も受けた。世界的に見て、これだけのお客様に一か所に集まっていただいて感染者が非常に少なかったというのは皆さんのいろいろなご配慮、観客の方々の自らのご配慮、そういう賜物ではないかと思う」と総括した。

 社員総会では2019年度(19年10月~20年9月)の事業報告が承認され、当年度の決算報告で事業収支は8億9000万円の黒字となった。コロナ禍の時期がかぶりながらも黒字化につながった点について斉藤コミッショナーは「理由は2つあって、その1つはゲーム管理手数料。おそらく自宅等々でお使いになったお客さんのデータ量が予想以上に相当伸びた。もう1つはこれはキャリーになるが(昨年11月に日本で行われた)プレミア12の(スーパーラウンド開催の)受託の結果」と述べた。

 また、来年のオーナー会議の議長にはオリックスの宮内義彦オーナー(85)が就任することも併せて決まった。