エンゼルスの大谷翔平投手(28)の次回登板が21日(日本時間22日)の敵地デトロイトでのタイガース戦に決まった。コメリカ・パークでは1年前の8月18日に先発マウンドに上がり、8回1失点で8勝目を挙げ、打ってはダメ押しの40号。メジャー4年目で白星をマークした試合での一発は初めてだった。過去2試合で1勝、防御率1・38と相性のいい球場で自己最多を更新する11勝目が期待される。

 その大谷の投球で注目されているのが15日(同16日)の本拠地マリナーズ戦で初披露したツーシームだ。試合後の会見で大谷は「ツーシーム」と明かしたが、沈み方などから一部米メディアは「ツーシーム・シンカー」と呼んでいる。

 CBCスポーツ(電子版)は2週間ごとに発表するMLBトレンドのトップで「大谷がキャリアで初めてシンキング(沈む)ツーシーム・ファストボールを投げた」と取り上げた。

「大谷は月曜日(マリナーズ戦)にシンカーを6回しか投げていないが、球速の平均は97・3マイル(約156・6キロ)、最高で98・1マイル(約157・9キロ)出て、高速シンカーの中では平均をかなり上回る動きを見せた。6球中、ボール球4、空振り1、内野ゴロ1と結果はそこまで良くなかったが球速と動きは、今後の投球を約束させるものだった」

 大谷の理想は3回一死で2番フランスを初球で三ゴロに打ち取った場面だろう。96・6マイル(約155・4キロ)で内角に食い込み、芯を外した。1球で打ち取ることができれば球数は減り、投球回が伸びる可能性もある。

 同電子版は「彼ほどの才能を持つ投手はいない。新球を学ぶのはとても難しいためすぐにできるかは分からないが、彼が完璧にシンカーをマスターして有効的な武器として使うことを確信している」と伝えた。

 シンカーを駆使することができれば大谷は無双するだろう。楽しみだ。