パドレスのダルビッシュ有投手(35)は7日(日本時間8日)に本拠地サンディエゴでのメッツ戦に先発し、7回を2安打無失点、6三振3死球で今季5勝目(3敗)を挙げた。打者25人に100球。防御率3・61。チームは7―0で勝った。

 ダルビッシュは初回、先頭ニモにいきなり死球を与えるが、一死後3番リンドアを空振り三振、一走が二盗失敗でアウトになり無失点で切り抜けた。直後に先頭プロファーが先頭打者本塁打を放ち、1点を先制。

 しかし、2回は先頭アロンソ、5番マクニールに連続死球を与え無死一、二塁のピンチ。前日の試合でサイクル安打を放ったエスコバルを迎えるが、96マイル(約150キロ)の直球で空振り三振、ギローメは87マイル(約140キロ)のカッターで空振り三振。8番プラマーを87マイルのカッターで二ゴロに打ち取り、無失点で終えた。するとその裏に味方打線が相手先発の右腕ウォーカーから4本の単打と四球で3点を奪い、4―0とリードを拡大。

 3回、4回、5回と三者凡退に打ち取り、この時点で球数69、ノーヒッターを継続中だった。

 6回は先頭マゼイカを4球で遊ゴロ、ニモは初球で二ゴロに打ち取り、リズム良く二死を奪うが、続く途中出場のカーナにカウント2―2からの7球目、外角低めの厳しいところに投じた70マイル(約113キロ)のカーブを左前に運ばれ、大記録を逃がした。この瞬間、ぺトコ・パークは地元ファンのため息に包まれた。ベテラン右腕は動揺することなく、リンドアを右直に仕留めた。7回も二死後にエスコバルに左翼へ二塁打を打たれるも無失点で終えるとこの回で降板した。

 今季11度目の先発マウンドでクオリティースタート(6回以上を投げ、自責点3以下)は8度目と安定感は抜群。強力メッツ打線を相手にカーブを効果的に使い、的を絞らせなかった。熟練の投球が光ったマウンドだった。