エンゼルスの大谷翔平投手(27)は10日(日本時間11日)に本拠地アナハイムでのレイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、2試合連続のマルチ安打をマークして、5打数2安打、1得点だった。打率2割5分8厘。チームは12―0で大勝。連勝を3に伸ばして、21勝11敗の貯金10とした。先発した22歳の左腕デトマーズが無安打無得点を達成した。

 メジャー通算100号に王手をかけて臨んだ一戦。ファンは豪快なアーチを期待した。相手先発は2014年と17年の2度サイ・ヤング賞に輝いている右腕クルバー。2018年4月4日の初対決でメジャー2号を放っている。初回無死一、二塁は初球、ほぼ真ん中の88・7マイル(約143キロ)のカッターをフルスイングして高々と打ち上げたが中飛だった。トラウトの2試合連発の8号2ランで5―0となった2回二死無走者はカウント1―2から低めのチェンジアップを引っ掛けて二ゴロに倒れた。

 2番手の右腕アダムに代わった4回先頭は技ありの中前打。カウント2―2からの5球目、外角低めのチェンジアップを右手一本で拾って中前に運んだ。6回無死一塁は4番手の右横手投げのトンプソンと対戦。フルカウントからの7球目、外角低めのシンカーを捉えるもライナーは二塁ベース付近にシフトしていた遊撃手の正面だった。

 8回は大差が付いたため、野手のフィリップスが6番手で登板。トラウトのこの日2本目の9号2ランで10―0となった一死無走者はカウント1―1からの3球目、54・6マイル(約88キロ)の外角高めスライダーを振り抜いて右翼フェンス直撃の二塁打。打球速度108・9マイル(約175キロ)の弾丸ライナーだった。マルチ安打は2試合連続で今季9度目だ。続く右打者のレンドンは左打席に入ると、2球目のスライダーを捉えて右翼席へ4号2ラン。先発全員安打となった。

 チームは大勝して首位をキープ。デトマーズがノーノーの偉業達成を達成した。この勢いを受けて20連戦最後となる11日(同12日)のレイズ戦で今季6度目の先発マウンドに上がる。メジャー通算100号、連夜の偉業達成に期待だ。