米スポーツサイトのブリーチャー・リポートが「ポジション別MLB史上最高のFA契約」を発表し、外野手部門でマリナーズの会長特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)、救援投手部門で上原浩治氏(46)が選出された。移籍によって新天地で大活躍し、チーム勝利への貢献度などを評価して選ばれたものでスーパースターの証明だ。

 イチロー氏は2000年11月30日にマリナーズと3年1410万ドル(約16億円)で契約。移籍1年目の01年は692打数242安打、打率3割5分、56盗塁をマークしてMLB関係者、メジャーリーガー、全米の野球ファンの度肝を抜いた。

 MVP、新人王、首位打者、盗塁王など多くのタイトルを獲得。オールスター戦に選出され、シルバースラガー賞、ゴールドグラブ賞を受賞した。チームは116勝46敗でア・リーグ西地区を制した。チームはそれ以降、プレーオフに進出していない。

 上原氏は12年12月18日に2年925万ドル(約10億5500万円)でレッドソックスと契約した。13年は6回に投げる中継ぎ投手からスタートして、5月上旬ににセットアッパーを任され、6月下旬にクローザーに指名された。するとそこから大車輪の活躍。

 73試合に登板して4勝1敗21S、防御率1・09、WHIP(1イニング当たりに許す走者数)は驚異の0・565をマーク。レギュラーシーズン、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズで4度胴上げ投手になった。最後のアウトは全て空振り三振で奪った。リーグ優勝決定シリーズでは5試合に登板して、6イニング無失点で1勝3S。日本選手初のMVPに輝いている。