米スポーツサイトのトレード・ルーモアーズは3日(日本時間4日)に「ブルージェイズはロックアウト後に投資へ」との見出しで、獲得候補の一人にマリナーズからFAになった菊池雄星投手(30)を挙げた。MLBと選手会による新労使協定が妥結しなかったため、2日(同3日)からロックアウトが実施され、球団と選手は契約を結ぶことができない。同サイトは当初、菊池の相場を2年2000万ドル(約22億6000万円)と予想していたが、上方修正。「この左腕を巡る市場は激化している。3年契約のオファーがあるため、契約に必要な金額は変動する可能性がある」と、金額は示さなかったものの、相場は上昇傾向だと伝えた。

 ブルージェイズの番記者を務めるスポーツネット・カナダのニコルソン・スミス記者は2日に自身のツイッターで「(ブルージェイズが)今後必要なのは内野手、さらに先発投手、理想的には救援投手も。トレード交渉には積極的で、ロックアウトが終わればさらなる投資も可能」と投稿した。

 メッツも菊池獲得に積極的に動いていると報じられている。ロックアウトが長期化し、水を差されなければいいが…。