四日市競輪場で28日、FⅡ「中京スポーツ杯」のA級決勝が行われ、地元の西村光太(34=三重)がバックでまくった117期の桜井祐太郎(21=宮城)を3番手から強襲。今年A級に落ちて3度目の優勝をパーフェクトで飾った。
「どの新聞も桜井が本命だった。プライドが傷つきましたよ」。開口一番に顔をほころばせながらクレームを入れた。
レースは桜井が中途半端な組み立てをして、逃げる泉谷元樹(32=愛知)をまくり切ったが直線の踏み直しは弱かった。3番手でじっと様子を見ていた西村は「ずーっとチャンスでした。どこからでも行けましたね」と冷静にショットを決めた。
11年ぶりの降級は股のできものが原因だった。「痛くて手術をしたけど昨年の前半はだめでしたね。でも後半はセッティングとかイチから見直したら良くなっていった」と回復を強調し、続けて「今ならS級でも十分に戦えると思う。半年間はA級を走らないといけないから勝ちグセをつけて戻りますよ」と鼻息を荒くした。ワンランク上の自在脚でⅤを量産してから本来に場所に戻るつもりだ。












