豊橋競輪のGⅢ「開設77周年記念 ちぎり賞争奪戦」は27日、3日目準決3番勝負を行い、ベストナインが決まった。地元勢では岡本総(39=愛知)が唯一、決勝に勝ち上がった。
準決11Rは目標の志田龍星が新山響平、長田龍拳ら各地区を代表する先行屋を相手に果敢に風を切っていった。岡本は絶好の展開をものにして、今シリーズ無傷の3勝目、そして、うれしいバースデー勝利を手にした。
地元記念とはいえ今節はとにかく運がこの男に味方している。初日も4角ハコの展開。さらに2日目の二次予選では番組マンの粋な計らいで、高校の後輩である深谷知広の番手に行ける番組に。深谷が持ち味の先行勝負に出て、岡本がきっちりと差し切って、きれいにワンツーが決まった。「展開は3日間とも抜群。自分はツイてますね」。普段は寡黙だが、今回ばかりは笑いが止まらない。
展開に恵まれているとはいえ、取りこぼさないのも流石の一言。「状態はいい」と仕上がっている。決勝は中部の成長株、棚瀬義大をマーク。強敵揃いだが、今節の主役は間違いなく岡本。決勝も4角をハコで回るようならば、地元ファンの声援を味方にこん身の差し脚を伸ばしてくる。












