格闘技イベント「RIZIN.11」(29日、さいたまスーパーアリーナ)で、“火の玉ボーイ改め火の玉おじさん”こと五味隆典(39)が、約4年ぶりの勝利を代名詞の“スカ勝ち”で決めた。

 強力な打撃を誇る上、950グラムも体重オーバーのメルビン・ギラード(35=米国)に対して、果敢にスタンド勝負を挑んだ。無謀ともいえる打ち合いだったが、五味は構わず、大振りのフックを休みなく繰り出しながら殴り合いを展開。相手の打撃を受けてぐらつく場面があったが、殴り続け、最後は右の強烈なパンチでダウンを奪い、1ラウンド2分33秒でKO勝ちした。

 試合後、マイクを握った五味は「真夏に判定はダメだよ。KOじゃなきゃ。やっと帰ってきたかな。これが俺の試合だから。持ってるよねー」とニヤリ。「今年あと1回か2回、ここのリングに上がろうと思っています」と叫び、歓声を浴びた。

 長いトンネルを見事に脱した五味が、再び連勝街道をスタートさせる。