給与未払いなどの問題でセルビア1部パルチザンを退団した日本代表FW浅野拓磨(26)が、11日に行われた〝因縁〟とも言えるセルビア戦の裏側を明かした。

 浅野は給与未払いなどを理由にパルチザンからの退団を電撃発表したが、クラブ側は徹底抗戦を見せて法廷闘争に持ち込まれる可能性もある。クラブの同僚選手からは浅野を批判する声も上がり、今回戦ったセルビア代表には元チームメートが含まれていたため〝因縁マッチ〟となった。

 13日にオンラインで取材に応じた浅野は「あんまり意識せずに戦おうと思ったけど、相手に一緒にプレーしたチームメートがいたので、ゴールを取って(自身のゴールパフォーマンスの)ジャガーポーズをかましたろかなという気持ちがあった。それができなくて悔しい」と苦笑い。浅野もセルビアとの一戦をバリバリ意識していたようだ。

「僕がマッチアップしていた選手が元チームメートだったので完全に意識していてガツガツ来ていたし、僕も負けないように意識していた」と実際にピッチ上では熱い火花が散っていた。

 それでも試合終了後には元同僚たちと言葉を交わし「ピッチ内でちょっとしゃべったけど、特に向こうも僕のことに関しては気にしていなかったのでよかった。今回の件もあんまり気にしていなくて『ただあいさつしたいだけだ』と言ってくれたのでよかった」。パルチザンでの契約問題に関して互いにわだかまりはない様子だ。

 クラブ側との法廷闘争は今後予断を許さないが、次のステップアップへ向けて浅野には心機一転で期待がかかる。