女子ゴルフの渋野日向子(27=サントリー)に当面の国内ツアー復帰の選択肢はないようだ。

 国内開催の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」最終日(8日、茨城・太平洋C美野里C=パー72)、73位から出た渋野は4バーディー、ノーボギーの68で回り、通算1オーバーの64位。今週は、自身の米ツアー今季最終戦「アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン」(12日開幕、フロリダ州)に臨む。

 ここで現在のポイントランキング96位から上昇を目指す。好成績で80位以内のシードに入るのが理想だが、100位以内であれば〝準シード〟として来季はある程度の出場が見込める。仮に101位以下になったとしても、最終予選会に回る予定だ。渋野は「エントリーはやっていて次の試合次第。もうちょっと(米ツアーで)戦いたい」と説明した。

 低迷が続くとネット上には国内復帰論が渦巻くが、まだまだ本人の戦闘意欲は衰えていない。あるツアー関係者は「思うような結果が出ない年があっても5年やってきた中で、やれる限り続けていく覚悟を決めているのでは。例えば大相撲の横綱が調子が悪いからといって、十両で相撲を取ることはない。そういうプライドもあるかもしれない」と心中に迫った。

 信念を持って続ける米ツアー参戦。昨季はポイントランキング103位で最終予選会に回り今季も苦戦しているが、しがみつく先に勝利は待っているのか。