ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)との対戦が浮上しているWBA世界バンタム級王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)陣営がモンスター側の動きに不満をのぞかせた。
専門メディア「BADLEFTHOOK」によると、バムのトレーナーを務めるロバート・ガルシア氏は4団体統一王者との対戦について「井上選手が(バムとの)対戦を避けているとは思いませんが、今すぐ実現させようとプレッシャーをかけているのは確かで、もしかしたら、それで成功するかもしれません」と語ったという。
井上はバムとのマッチメークが進まないことでフェザー級への転向を示唆。その結果として対戦に向けての交渉が加速しているが、バム陣営はこの状況を井上側による〝仕掛け〟や〝策略〟だったとみている。
ガルシア氏は「ご存じの通り、現時点では今年のバムとの対戦日はまだ決まっていません。だから彼らは無理やり実現させようとしているんです。井上選手はプロモーターやメディアに圧力をかけて、私たちに試合を強要しようとしているように見えます」と指摘。その上で「それには理由があるはずです。彼は待てば待つほどバムにとって有利になることを知っている」と説明した。
その一方、対戦すること事態には前向きだ。ガルシア氏は「(井上戦の合間に)もう一試合やりたかったけど…100%、すぐに試合に臨むこともできる…井上はミスをする。僕は彼のことを研究してきた。彼はミスをするし、バムは彼のミスを突くのに最適な相手だ」と2階級4団体統一の〝無敗モンスター〟が相手でも十分な勝算はあるという。
同メディアは「長らく話題に上ってきたこの対戦は、さまざまな理由で実現に至らず、双方に責任があると非難の声が上がってきた。水面下での交渉が進展するかどうかはまだ分からないが、実現すれば両選手にとって間違いなく注目の一戦となるだろう」と伝えていた。












