レスリングの世界選手権2日目(25日、カザフスタン・アスタナ)、男子グレコローマン60キロ級決勝で初出場の五味虹登(22=群馬ヤクルト販売)がイラン選手を破り、初優勝を果たした。強敵を次々に撃破し、世界の頂点に立った。初戦の2回戦でアルメニア選手を下すと、準々決勝はパリ五輪2位の曹利国(中国)に勝利。準決勝では昨年王者のスルタンガリ(カザフスタン)をも下し、決勝を迎えた。

 決勝は難敵のイラン選手と対戦した。一時は1―7と大きなリードを許した。しかし疲労が見える相手に攻め続けると第2ピリオドに4ポイントの投げ技を決めそのままフォール。底力を見せつけた。同級はパリ五輪金メダルの文田健一郎(ミキハウス)らがいる激戦区。2028年ロサンゼルス五輪へ、楽しみな逸材が登場した。