ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の今後の動向に注目が集まるなか、モンスターの〝ラスボス〟が次戦のリングに上がる。

 井上が来年3月に予定する次戦を巡っては、対戦候補のWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)との交渉が停滞。井上はバム戦の消滅も想定して階級転向の準備も始めており、「フェザー級最強」と称されるWBO王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)との対戦に期待が高まっている。

 そうした中、米専門メディア「ボクシング・シーン」は「ロレンソ・パーラが欠場。ラファエル・エスピノサは代役のリカルド・ブランドンを相手に王座防衛戦へ」と報道。10月31日にサウジアラビア・リヤドで行われるエスピノサの防衛戦の相手が、WBO1位のロレンソ・パーラ(ベネズエラ)から同15位のリカルド・ブランドン(ニカラグア)へ変更になったことを伝えた。

 同記事では「エスピノサ(28勝0敗、26KO)は当初、WBO1位の指名挑戦者である元世界王者(元WBA世界フライ級王者)、ロレンソ・パーラ(24勝1敗1分、18KO)と対戦する予定だった。だが、メディカルチェックで問題が生じたため、パーラは直前になって出場を取りやめることになった。代役で出場するのが、ブランドン(21勝6敗、14KO)だ。彼はパーラに比べると比較的無名で、世界レベルの舞台での経験も浅い」と直前の変更の経緯を説明している。

 エスピノサから見ればパーラが相手でも優勢だったとはいえ、ブランドンに変更になったことで勝つ確率が格段に上がったことは確か。ここで確実に勝利を収め、井上尚弥戦の権利を失わずに確保しておきたいところだ。