ボクシングの元WBA世界ライトフライ級王者・渡嘉敷勝男氏がYouTube「トカちゃんねる」で、WBA世界バンタム級タイトルマッチの中止騒動について取り上げた。挑戦者で同級3位の亀田和毅(35=TMK)が前日計量をパスしたのに対し、王者だったブランドン・フィゲロア(米国)は体重超過で王座をはく奪された。さらに、試合当日にフィゲロアが体調不良を理由に棄権。和毅は王座獲得のチャンスを奪われた。
その和毅は自身のSNSで、WBAから次回の王座決定戦における優先権を約束されたと説明。ただ、本来は1位ミルコ・クエジョ(アルゼンチン)と2位・中野幹士(帝拳)の優先順位が高く、WBAが上位2人による王座決定戦の指令を出す可能性もある。
渡嘉敷氏は今回の中止について「運がなかったと思うけども、ある意味、これはチャンスです」「フィゲロアは2階級を制覇したバリバリの選手。私も、ベストでやったら(和毅が)負けるのではと思った」と和毅にとってのプラス材料を強調する。
その上で、1位と2位による王座決定戦の後、和毅が新王者に挑戦するケースを想定し「1位(クエジョ)は無敗でKO率も高いけど(これまでに正規の)世界チャンピオンになってない。2位の中野選手はハードパンチで強い。でも1敗している。世界チャンピオンにもなってない」と指摘した。
さらに「和毅選手は2階級を制覇した世界チャンピオン。世界の経験をしている人間の方が有利。(次戦の相手は)フィゲロアより格が落ちる、どちらかとやる。フィゲロアが6―4、7ー3(で有利)と言われたぐらいだけど、今度は和毅選手は6―4で勝てるチャンスですよ。今までいろんな強い選手とやってきているから経験もある」と力説。クエジョと中野のどちらが相手でも、和毅が有利との見方を示した。












