世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の次戦に注目が集まるなか、対戦候補のWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)の陣営が注目発言を行った。

 井上が来年3月に予定する次戦を巡っては、バム陣営が12月にWBO同級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との王座統一戦を画策。井上はバム戦の消滅も想定し、フェザー級転向の準備も始めている。

 英専門メディア「BOXINGNEWS」は「ジェシー〝バム〟ロドリゲス、井上尚弥とのメガファイト実現へ向けた唯一の条件を受け入れる意向を示す。『自分はやるよ』」と題する記事を掲載。「井上尚弥が次第にしびれを切らしつつあるなか、ジェシー・バム・ロドリゲスは、2027年に実現する可能性のあるこの一戦に向けて、井上が出している条件を受け入れる意思があると語った」と報じた。

 同記事では「井上は、ロドリゲスが12月に別の試合(メディナ戦)を挟まず、スーパーバンタム級へ上げて自分と戦うべきだと考えている」とモンスターの意向を伝える一方で、バム陣営の反応を紹介。バムのマネジャー兼トレーナーを務めるロバート・ガルシア氏が「Fight Hub TV」に語ったコメントを引用した。

「バムが井上と戦いたがっているのは分かっているよ。バム自身も、私にこう言ったんだ。〝次がその試合(井上戦)なら、次戦(メディナ戦)を飛ばしてでも井上戦に行くなら、自分はやる〟とね。ただ、少なくとも井上陣営は、こちらに連絡してくるべきだ。こちらにとって見合う条件で、交渉がうまく進むなら、私たちはやるつもりだ」

 これまでガルシア氏はメディナ戦を挟んで井上戦に向かうプランを強く主張。態度を軟化させたように見える一方で、井上サイドからの〝連絡待ち〟の姿勢は崩さなかった。スーパーマッチの交渉リミットは、残りわずか。その動向から目が離せない。