ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と、WBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)の対戦交渉が大詰めを迎えている。
かねて両陣営の間では対戦が計画されていたが、バム側が井上戦の前にWBOバンタム級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との王座統一戦を画策して事態が迷走。井上側がバム戦消滅を見越してフェザー級転向を示唆すると、今度はバム側がメディナ戦を撤回して井上戦に直行する意思を示していた。それが、ここへ来て両陣営による交渉が最終段階にあることが表面化。スーパーマッチ実現の機運が再び高まっている。
元東洋太平洋スーパーバンタム級王者でWakeRise会長の和気慎吾氏はYouTube「リーゼントチャンネル」を更新。フレアジム会長の赤井祥彦氏と今回の一連の動きについて意見を交わした。
赤井氏は「バム陣営は間違いなく、もともと井上尚弥チャンピオンとやる気だったと思うよ。〝メディナ戦をやる、やる〟と言って、ファイトマネーをいい条件につり上げるためにいろいろやってたんじゃないか」とバム側の思惑を推測する。
続けて「(バム陣営の中で)裏では間違いなく(井上と)やることは決まってたのよ」「井上尚弥チャンピオンとの一戦は絶対にやりたいし、それを一番高い価値でバムとやらせたいというのが、絶対あるはず。そのやりとりを、何月にやる、メディナとやる、フェザーに上げる…というね。その綱引きをやってたんじゃないか」と分析した。
和気氏は「大橋陣営からしたら、そんなの勝手にしろよって。こっちはこっちのプランがあるから勝手にいくよってなりますよね」と井上陣営の心情を代弁する。
赤井氏は「(初めから)たぶん、そんなに安いオファーはしてないと思いますよ。井上尚弥チャンピオンは今、ものすごいお金を動かせるから。パウンド・フォー・パウンドの上位同士。大橋会長もそれぐらいのことはやってると思う。(バム側が)〝まだくれ、まだくれ〟と言ってるのを見せられてるんじゃないか」と指摘した。
その上で「この一戦はやるんじゃないか」と予想。井上vsバムのほか、同じ興行でWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)とメディナによる王座統一戦の実現にも期待を寄せた。












