メキシコ北部チワワ州シウダー・フアレス近郊で、家畜を襲う謎の生物がセンサーカメラに捉えられ、「伝説の吸血怪物チュパカブラではないか」と話題になっている。地元テレビ局「カナル44」がこのほど、報じた。
謎の生物が撮影されたとされるのは、10月14日午後7~8時ごろ。場所は米国との国境に近いフアレス渓谷周辺だ。センサーカメラには、毛がなく、爬虫類のような姿をした奇妙な生物が映っていたという。地面をはうように移動し、手足には長い指があるとされる。
この生物の調査に乗り出したのが、メキシコの著名なUFO研究家ハイメ・マウサン氏のチームだ。研究者らは撮影された画像を分析し、アライグマやオポッサム、ネズミなどの動物と比較したが、いずれとも特徴が一致しなかったという。
フアレス渓谷や周辺の山間部では、ニワトリなどの家畜が何者かに襲われる被害が報告されている。マウサン氏によると、この怪物は一度に数十匹の動物を殺し、高さ4メートルまで跳躍できるという。さらに「人間を食べているところが目撃されたともいわれている」と、にわかには信じ難い話まで飛び出した。
チュパカブラは、スペイン語で「ヤギの血を吸う者」を意味する伝説の怪物。1990年代に中米カリブ海のプエルトリコで目撃情報が相次ぎ、家畜の血を吸い尽くすとされることから、世界的に知られるようになった。
今回の怪物についても、農村部や市街地周辺の住民の間で不安が広がっている。
一方、シウダー・フアレス市の市民保護当局は、謎の生物が実在することを裏付ける公式な報告はないと説明。それでも、人通りの少ない道では十分注意し、怪物らしきものを目撃しても近づかないよう呼びかけている。
現時点で正体は明らかになっていない。












