陸上女子中長距離界のエース・田中希実(豊田自動織機)が、駅伝シーズンに向けての展望を明かした。

 9月の愛知・名古屋アジア大会では1500メートルで銅メダル、5000メートルと1万メートルでは銀メダルを獲得した。大会後は約1週間のオフ期間に鹿児島の屋久島を訪れ、縄文杉を生で見たという。

 東京レガシーハーフマラソンの関連イベントとして開催された16日の「Team NB Special Talk Session」後の取材では「去年は精神的に疲れていた。気持ちのよりどころという部分で木を見ることがすごくいいんじゃないかと感じていた。去年はスケジュールが埋まっていて、オフも終わってしまっていたので、やっと実現してうれしかった」と笑みを浮かべた。

 豊田自動織機はクイーンズ駅伝(11月、宮城)の出場権を懸けたプリンセス駅伝(18日、福岡)に参戦。田中の出走予定はなく現地で応援する予定だが、クイーンズ駅伝への出場を決めた場合は出走を前向きに検討しているという。「そのイメージを持ってケニアで準備しようと思っている」と語った。

 今後はケニアで合宿を実施するプランを組んでおり「初めてケニアに行った時と同じ感じで、割と行き当たりばったりな感じになるかなとは思うけど、現地で目的が合う選手が見つかったら、一緒に練習したり、そういう出会いも大事にしながら、日本ではできないようなハイレベルな練習をしたい」。気分転換を終え、次なる戦いに向けた準備をスタートさせる。