ドジャースの大谷翔平投手(32)は15日(日本時間16日)に本拠地ロサンゼルスでのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦で「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打3打点だった。チームは4―6で敗れ、屈辱の4連敗で敗退。ワールドシリーズ3連覇の夢は途絶えた。
史上初のスイープ返しだ。最後の打者E・ヘルナンデスが痛烈なライナーを左翼手チョウリオが好捕した瞬間、ネクストバッタサークルの大谷は目を大きく見開き、淡々とベンチに戻った。
ドジャースタジアムが騒然となったのは1点を先制した2回二死一、二塁だった。2番手の右腕メイのカウント1―1からの3球目、内角低めの95・1マイル(約153キロ)のカットボールを豪快にすくい上げると、ベンチに向けて両腕を突き上げ、バットを放り投げた。角度34度、打球速度113・1マイル(約182キロ)で高々と上がると右中間席上段に飛び込んだ。飛距離428フィート(約130・5メートル)の特大弾だった。
8月18日(同19日)のロッキーズ戦以来、26試合、116打席ぶりの一発はこのポストシーズン(PS)初アーチ。PS通算12本は日本選手の最多本塁打記録を更新した。チームにとってもNLCS初の一発だ。
初回先頭は左腕ドロハンのカウント1―2からの5球目、外角低めのボール球のカットボールにバットは空を切った。
4―4の5回先頭は3番手の左腕ロメロに2球で追い込まれた3球目、外角低めのスイーパーに手が出ず、見逃し三振。
打線が追加点を奪えない中、4回にバウアーズの2点適時二塁打、5回に適時打と押し出し四球で同点に追い付かれ、6回にスコットがミッチェルに勝ち越し弾を浴びた。
4打席目は4―5の7回一死三塁で回ってきた、好調時なら申告敬遠が考えられるケースだが、マーフィー監督は勝負を選択。4番手のアシュビーに2球で追い込まれて3球目の外角低めのボール球のスライダーに体勢を崩され、空振り三振に倒れた。続くベッツも遊ゴロに倒れるとスタンドにため息が充満した。
続く8回も一死後、スミスが三塁打。しかし、タッカーが浅い中飛、T・ヘルナンデスが空振り三振に倒れた。すると9回に3イニング目のディアスがハミルトンに右中間に特大ソロを運ばれた。
第4戦で待望の一発を放ったが、大谷の不振が響いた。










