巨人・小笠原慎之介投手(28)が26日、ジャイアンツ球場で先発登板に向けて調整を行った。練習後には、今年途中まで米国でプレーした左腕ならではの視点から、日米のポストシーズンにおけるファンの熱量や文化の違いについて語った。

 小笠原が「明確な違い」として挙げるのは、レギュラーシーズンとポストシーズンでのファンの応援の変化だ。

「日本のポストシーズンって、そのままシーズンの〝延長〟という感じがありますけど、向こうはポストシーズンはポストシーズン。また違うイベントとしてやっているのかなって感じがします。一つのイベントとして、一つ一つ見ているのが、アメリカの文化なんじゃないかなと思います」

 米国ではポストシーズンに入ると、お祭りムードの中でファンの応援が熱を帯びる。味方への声援だけでなく、相手へのブーイングも含めた球場全体の雰囲気に違いを感じたといい「レギュラーシーズン中は『暇だから見に行こう』『近いから見に行こう』という感じで来ている人たちが、ポストシーズンに入ると、めちゃくちゃ応援するし、めっちゃ背中を押す。『俺らも何かしらの声援で(相手の)足を引っ張ってやろう』みたいな、味方からしたら心強いブーイングが起きたりとか」と振り返った。

 また、2019年にワイルドカードから勝ち上がって世界一となったナショナルズを例に挙げ「起こり得なさそうなことも起こり得るっていうのが、ポストシーズンなのかなって。平気で下克上とかもあるし。だから、何が起こるか分からないっていうのが、向こうのポストシーズン」と語った。

 既にクライマックス・シリーズ(CS)進出を決めている巨人は、この先どんなドラマを描くのか。レギュラーシーズンの戦いも佳境を迎えている。