巨人・井上温大投手(25)が25日の広島戦(マツダ)に先発し8回途中7安打3失点、10奪三振の粘投も、打線の援護が乏しく今季11勝目はお預け。チームは2―3で敗れた。
初回を三者凡退に抑えた井上だったが、2回に先頭・坂倉に中前打を許すと、二死二塁から勝田に先制の右前適時打を浴びた。チームとしては20日のヤクルト戦から5試合連続で先制点を献上。左腕自身も警戒していた展開となり、首をひねった。
0―1の4回二死二塁では、勝田の遊撃へのゴロを泉口が一塁へ悪送球。一塁手ダルベックも捕球できず、三塁を回った二走・坂倉の生還を許し、追加点を奪われる形となった。その後は無失点に抑えていたが、8回二死一、三塁のピンチを招いたところで降板。2番手・森田も踏ん張り切れず、坂倉に右前適時打を浴びた。井上は8回途中3失点となった。
「チーム的にも先制点を取った方が試合に勝つ確率が高いので、先制点を与えないようにと思って投げていました」と、最近のチームの傾向を踏まえてマウンドに上がっていた。それでも先制点を許してしまったことには「反省ですけど、1点取られた後に粘り強く長いイニングを投げられたのは、いいピッチングができたんで、これからの引き出しとして使えるというか、自分のいい経験になったかなと思います」と自身の成長に目を向けた。
まだ今シーズンは終わっていない。レギュラーシーズンで残された5試合と、その先にあるポストシーズンの戦いに向けて「結局自分にできることは、先制点を取られないこと、先発として長いイニングを最少失点で投げること。本当にそこに集中して、やるべきことをしっかりやっていきたいなと思います」と冷静に話した。












