イラン・テヘラン上空で撮影された正体不明の発光物体が、海外メディアで話題となっている。電飾を付けたたこやドローンではないかとの声が出る中、イランの革命防衛隊と関係の深いファルス通信も、この物体を報じた。
アリ・セダガティと名乗る男性は、現地時間21日未明、Xに動画を投稿。「テヘラン、アザデガン高速道路。20日午後7時30分ごろ、空にある正体不明の物体を撮影しました。何なのか本当に分かりませんが、雲の近くにあり、独特な光を放ちながら、音も立てずに空中に浮かんでいました」と説明した。
男性はその後、映像はAIで作ったものではなく、自分で撮影した本物だと主張。物体についても「大型旅客機ほどの大きさだった。人間が造ったものではない。UFOだと確信している」と述べた。ただし、映像から物体の大きさやカメラとの距離は確認できない。
動画がSNSで拡散する中、ファルス通信は、イラン民間航空機関に照会した結果、レーダーでは物体に該当すると特定できる飛行は確認されなかったと報じ、「現時点で言えるのは、テヘラン上空に正体不明の発光物体が見えたということだけだ」と記事を締めくくった。
米国のティム・バーチェット下院議員は先日、ポッドキャスト番組に出演。今回の映像を見せられ、「何かが上空にある。問題は、それが何かだ」と語った。米国がイランを惑わせるために何かを飛ばした可能性や、レーガン政権の「スター・ウォーズ計画」を思わせる心理作戦の可能性にも触れたが、物体の正体については分からないという。
今回の映像については、ドローン、電飾を付けたたこ、航空機、ライト付きの気球など、さまざまな説が出ている。撮影時の詳しいデータや元の動画ファイルが確認できず、正体は特定されていない。













