「ファイナル・フロンティア・ツアー」で今週、2回の日本公演を行った米レジェンドロックバンド・ジャーニー。これが〝最後のツアー〟とは正式発表していないものの、その公演内容から米音楽ニュースメディアは、「現状を見る限り、そろそろ幕引きを考えてもいい」と言い放った。
米オーディオ・フィックスは、「(公演での)楽曲は名曲揃いで演奏も抜かりはない。だが、問題はそこではない。ボーカルの迷走ぶりが、もはや看過できないレベルに達している」と問題視した。
1日の東京公演では、なんと5人ものボーカルがステージに登場。2007年からフロントマンとしてジャーニーを率いてきたアーネル・ピネダを筆頭に、ジョナサン・ケイン、ディーン・カストロノヴォ、ジェイソン・ダーラトカと、もはや「誰が正式なフロントマンなのか」という根本的な問いが浮かぶ状況だと同メディアは指摘。
「極めつけは、5人目のボーカリスト、ヒューゴ・ヴァレンティという人物だ」と続けた。ヴァレンティは「Faithfully(時への誓い)」と「キープ・オン・ランニン」の2曲を歌ったが、その存在意義はただ一つ。ジャーニーのシグニチャーボイスとして今なおファンを魅了する元フロントマンのスティーヴ・ペリーに似ていることだった。
同メディアは、「もちろん、ヴァレンティ本人に罪はない。彼は長年ペリーの歌唱を研究し、外見まで寄せてきた努力家。だが、問題はジャーニー側の姿勢だ。〝ペリー本人は呼べないけれど、そっくりさんならどう?〟という発想でステージに立たせるという判断はさすがに見苦しい」と苦言。
このままでは、ジャーニーは、「伝説のロックバンド」ではなく、「ジャーニーの曲を演奏するジャーニー風ユニットへと自ら変質させてしまうだろう」と辛辣に批評した。












