世界的人気を誇るR&B女性グループ「TLC」のメンバー、T―ボズ(本名ティオンヌ・ワトキンス)が急病に見舞われたため、今後のツアーを欠席することになった。T―ボズは「鎌状赤血球症」という難病に襲われたという。米誌ピープルが3日、報じた。
T―ボズは8月28日の米コネチカット州モヒガン・サン・アリーナ公演を緊急欠席。相棒のチリがTLCの楽曲を数曲単独で披露し、T―ボズの欠席は、鎌状赤血球症の発作によるものだと観客に説明した。
チリは「親愛なるシスターは今ここにはいません。鎌状赤血球症を患っているんです。の活動については皆さんもご存知だと思いますが、彼女が発作を起こすと…今まさにそれが起こっているのですが…。でも、容態はかなり良くなってきています。今夜は皆さんに彼女を支えるようお願いしたいです。皆さんの応援とご理解に、前もって感謝申し上げます」とステージ上から説明した。
3日にはTLCのネージャーであるビル・ディギンズは、インスタグラムで声明文を発表し、ワトキンスへの「祈り、愛、そして心配」に感謝の意を表した。
声明文では「現在、ティオンヌの容体は日々改善しており、命に関わるような状態ではありません。彼女の健康と回復は、私たちにとって最優先事項です。ティオンヌは、完全に回復し、医師から公演許可が出たら、ツアーに復帰することを楽しみにしています。ティオンヌがステージに復帰できるまで、チリは毎晩公演を続けます。皆様の継続的な祈りとご理解に深く感謝いたします」と述べられている。
T―ボズは7歳の時に鎌状赤血球症と診断された。米大型医療機関メイヨー・クリニックによると、この血液疾患は「体全体に酸素を運ぶ赤血球の形状に影響を与える」もので、臓器に損傷を与えたり、入院が必要となるほどの激しい痛みを引き起こしたりすることがあるという。
グループは12日にニュージャージー州PNCバンク・アーツセンターで公演を行う予定だ。グループは10月11日まで北米各地で「イッツ・アイコニック・ツアー」を続ける予定で、T―ボズは体調が戻り次第、ツアーに復帰する予定だという。
TLCは1992年に「エイント・2・プラウド・2・ベック」でデビュー。「クリープ」(94年)「ノー・スクラブス」(99年)などが全米1位を記録した。02年にオリジナルメンバーのレフト・アイが死去した後は2人でグループを続けていた。












