〝闘う料理人〟こめおが集団食中毒騒動の渦中にいる。
今月22~23日に行われた「麻布十番納涼まつり」で体調不良者が続出。みなと保健所によれば、28日までに76人が発熱や下痢、嘔吐などの症状を訴えている。こめおがオーナーを務める「割烹こめを」が提供した冷やしカニラーメンを食べた人が多く、保健所などによる調査が行われている。
こめおは27日、Xに「麻布十番祭にて販売した商品を召し上がった一部のお客様より、体調不良のお申し出をいただいております。(中略)保健所による調査が行われており、当方も必要な情報・検体の提出など調査に全面的に協力しております。現時点では体調不良のお申し出と当該商品との因果関係を含め、原因は特定されておりません」と投稿した。
服役経験のあるこめおは1分間格闘技「ブレイキングダウン」で人気を集め、2023年に麻布十番で「割烹こめを」を開店。今年5月にイスラム教徒(ムスリム)向けの豚肉を使わず、カニをメイン食材としたラーメン店「かにを」を浅草でオープン。麻布十番祭りの冷やしカニラーメンは今月、神奈川・由比ガ浜の海の店「LAST CALL BEACH HOUSE」で提供されていたものと同一とみられ、とうもろこしの豆乳スープに麺、ソフトシェルクラブ(脱皮直後の柔らかいカニ)のから揚げを載せ、2000円で提供されていた。
麻布十番祭りには昨年もラーメン店を出店し、1000食を完売。今年も1000食を目標に掲げていたが、誤算となったのは大雨で初日が途中で中止となったことだ。午後9時終了予定が3時間繰り上がり、こめおは「雨で中止になり、700食余ってしまった」と報告。SNS上では余り分の〝翌日使い回し疑惑〟が浮上したが、こめおは28日にXを更新し「使用した事実はありません」と否定している。
競合店が少ないハラルラーメンはインバウンド人気も高く、マレーシアやタイから出店の誘いを受けていたほか、渋谷への出店計画を進めていた最中に今回の騒動が起きた。〝炎上上等〟とはいかず、保健所の調査結果が出るまで「割烹こめを」は営業自粛する。
かねて「ミシュランを取る」と宣言しているこめおだが、暗雲が漂い始めている。












