米国・WWEで、最強ルチャリブレ戦士を決める兄弟対決が実現した。
WWE傘下のメキシコ・ルチャリブレAAAでGMを務めるレイ・ミステリオの肝いりで、世界ヘビー級王者ローマン・レインズへの挑戦権をかけたルチャ戦士のトーナメントを開催。先週のロウで行われた準決勝では兄のペンタがラ・パルカを撃破し、弟のAAA世界クルーザー級王者レイ・フェニックスはドラゴン・リーとの大激闘を勝ち上がり、兄弟対決となる決勝戦に駒を進めた。
タッグチーム「ルチャ・ブラザース」としても活躍してきた2人の一騎打ちは、WWEマットでは初めて。31日(日本時間1日)のロウ(オハイオ州クリーブランド)での決勝戦では、序盤から激しくスピーディーな攻防を繰り広げる。ペンタは弟のスプリングボード式の攻撃をドロップキックで防ぐと、場外に落ちたフェニックスに鮮やかなトペ・コンヒーロをぶっ放す。
さらにコーナー上段から何と雪崩式のメキシカンデストロイヤーを狙うが、フェニックスは空中回転して着地。離れ業で必殺技をかわされた兄はあっけにとられるが、弟のメキシカンマッスルバスターを切り返して、ペンタドライバーで叩きつける。これが決まらないと、場外の実況席上でもペンタドライバーを放ち、テーブル葬に処してみせた。
それでもフェニックスは3カウントを奪われず、兄の必殺技を呼び込んだところで、カウンターの超高速ウラカンラナで捕獲した。ペンタはなんとかカウント2で切り返すと、すぐさま豪快なメキシカンデストロイヤーで弟をマットに打ちつけ、3カウントを奪った。
ハイレベルな一戦に観衆の拍手喝采が収まらない。これにより、ペンタは14日(同15日)に母国のメキシコシティーで開催されるロウで、レインズの持つ世界ヘビー級王座に挑戦が決定した。ペンタが歓喜の雄たけびを上げると、テーマ曲が鳴って、王者レインズが現れた。復活した「ザ・ブラッドライン」の〝OTC〟はLAナイト、ソロ・シコアと対立するが、挑戦者決定トーナメントを制したペンタには敬意を払い、うなずきながらベルトを掲げた。
ペンタは「セル・ミエド!(恐れはなし!)」と得意のポーズを決めるが、王者も天を指さす承認ポーズで対抗した。覆面ルチャ戦士のWWE最高峰王座獲得は、ミステリオ以来15年ぶり史上2人目の快挙となるが、果たして…。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














