寺門ジモンが2人いる…。芸能界一の肉通で知られるお笑いタレント「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモン(63)が31日、NYに本店があり極上ステーキで知られる「ウルフギャング・ステーキハウス」名古屋店のオープニングイベントに参加。ピーター・ズウィナー社長と、肉汁ならぬ肉愛がほとばしる熱いトークを繰り広げた。

 とにかく話し出したら止まらない。米国農務省(USDA)による最上級品質「プライムグレード」を専用庫で平均28日間熟成させ、900度のオーブンで一気に焼き上げる。このTボーンステーキをNYで食べたというジモンは「俺、黒毛(和牛)の誇りがあったけど、プライムビーフはすごかった。感動しました。一番おいしいステーキの食べ方」と絶賛。この称賛がピーター社長の肉愛に火をつけた。

「一度でも冷凍すると味が落ちる」と米国外へは一度も冷凍することなく、日本には毎週7トンものプライムグレードが空輸されるという。肉の状態を見極め、クオリティーを保つことにも細心の注意を払う。

 例えばジモンが「お肉にも季節がある。牛は食べる草によって、青い時と枯れた時で味が変わる。春夏秋冬、季節ごとに来店してほしい」といえば、ピーター社長は「牛は一頭一頭違う。食べている穀物や天候によっても味が変わるので、季節というよりも毎月違う」と食い気味に情報をプラス。ジモンが抑え気味で話しているとはいえ「俺の10倍話す」と驚くほどの熱量だった。

 ステーキの焼き上がりを待つ間にはジモンが「僕が来ると、どの店も厨房がザワつくんですよ。今日はピーターがいるからピリピリしてる」と〝2人のジモン〟が相当なプレッシャーを与えていると苦笑い。それでも蒸気のあがるステーキを一口ほおばると恍惚の表情を浮かべ、ピーター社長の満面の笑みを引き出した。

 9月4日にオープンする名古屋店は国内8舗目、世界では節目の50店舗目となる。ジモンは「名古屋の人は美食家が多い。高温で表面カリッ、中じわっとするのは名物の鰻、ひつまぶしに通じるうまみがあるんじゃないかと思う」と話し、ぜひ食べてほしいと訴えていた。