フジテレビ系月9ドラマ「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」20日の第1話について、GACKT演じる主人公の弁護士で一級建築士・浦真鷲の言葉が「聞き取りにくい」との視聴者反応がSNSで相次いでいる。

 番組サイトによると、浦間鷲(うらまわし)は天才弁護士ながら「でっち上げの天才」キャラクター。「嘘を武器に真実を暴く」戦術で、汚い手口もいとわない。

 1話冒頭のつかみで、浦真鷲の法律事務所スタッフたちが芸能事務所社長からホテルのルームキーを盗み、部屋にあるパソコンから秘密データを抜き取る連係プレーが鮮やかに展開する。変わって法廷シーンで、そのデータを使って、元マネジャーを訴えた社長側を敗訴に追いやった。

 冒頭シークエンスで浦真鷲は、モニター画面が並ぶ部屋から現場ホテルに指示を出した。アタッシェケースを開錠する暗証番号について「410223」と教える声は明瞭だったが、法廷では原告側代理人が声を張り上げるのとは対照的に、小声でささやくような口調で弁論を続けた。浦真鷲のトーンはパーティーなどその他シーンでも変わらなかった。

 X(旧ツイッター)では、「GACKTさんのセリフが聞き取りにくい~」「私の耳が悪いのかもしれないがセリフ聞こえにくかったな」「モニョモニョ小さな声」「聞き取りにくいから字幕付けて観たわ」「聞き取れん」「GACKTのセリフに音量上げた」といった「聞こえ」に関する投稿が相次いだ。

 浦真鷲はいわばダークヒーロー。さっそく対峙したヒロインの麻生弁護士(志田未来)の「正攻法で戦おうとする優等生タイプ」とは逆を行く。そうしたキャラクターを反映しての「小声」演出であるとも考えられる。

 理由はともあれ「2話以降、主演のセリフが聞き取れるようになるんやろか」とのX投稿のように、主人公の「声」は視聴者にとって悩ましいものになっていくのか…。