インフルエンサーとしても知られる料理人のこめおが「麻布十番納涼まつり」(8月22、23日)で提供した「冷やしカニラーメン」による食中毒の余波が広がっている。
「麻布十番納涼まつり」の主催団体の麻布十番商店街振興組合は4日、公式サイトに【お詫びとご報告】と題した文書が掲載。「参加する店舗には、食材、調理法などのチェックを事前に保健所と行い、開催前には衛生講習会を開き、また開催日当日も保健所の方と見回りチェックを行っておりますが、今回のことを厳粛に受け止め、今後出店店舗への衛生点検と調理マニュアルの再徹底を行い、再発防止に努めて参ります」と述べた。
港区の調査によると男女78人が食中毒となり、「割烹こめを」が提供した冷やしカニラーメンを原因とするサルモネラ属菌による食中毒と断定。同店は7日間の営業停止の処分を受けた。
こめおは「割烹こめを」と浅草のラーメン店「かにを」を手掛けている。割烹こめをの客単価は2万2000円で、昨年末には約3万7000円の高級おせちを販売。
おせち販売時には1000個の予定が2000個発注したとしてXに「おせち、倍で発注してました」と投稿し、〝誤発注商法〟と揶揄された。それでも知名度を生かし、たびたび店のピンチを訴えては乗り越えることで注目を集めてきた。
しかし今回はその知名度がアダとなった。こめおはXで「同様の事態を二度と起こさないよう、再発防止を徹底してまいります」と誓っているが、飲食店経営者は「二度とはありません。1発アウトです」とバッサリ。
続けて「町の飲食店でも急に休業すれば『食中毒でも出したんじゃないの?』とウワサが出回るほど、消費者は食中毒に敏感です。今回は知名度が高いあまり大々的に報じられ、世間の知るところとなった。行政処分よりも失った信頼の方が痛手です」と話した。
まさに〝逆噴射〟。知名度があるがゆえに広く周知される結果に…。料理人として大ピンチだ。












