北中米W杯決勝トーナメント2回戦(4日=日本時間5日、米国・フィラデルフィア)、前回カタール大会準優勝のフランスがパラグアイに1―0で辛勝。フランス代表FWラヤン・シェルキ(22=マンチェスター・シティー)が相手のラフプレーに不満を爆発させた。

 この試合でパラグアイは、フランスのエースFWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)を徹底マーク。前半35分にMFアンドレス・クバス(バンクーバー)がエムバペのユニホームを引っ張って止めて小競り合いに発展するなど、試合が止まるシーンが多かった。しかし、ウズベキスタンのイルギス・タンタシェフ主審はフランスにイエローカードを3枚出したが、パラグアイには1枚も出さなかった。

 スペイン紙「マルカ」は「フランス代表のラヤン・シェルキは試合後、ミックスゾーンで口を濁すことなく、チーム全体が抱いている審判への不満とパラグアイの激しいプレーについて語った」と伝えた。

 後半39分から出場したシェルキは、試合後の取材エリアで「緊張なんてなかった。自分たちの力を分かっているのに、どうして緊張する必要があるんだ。審判については…もう何も言うことはない。皆さんも見ただろう。30回か40回はファウルがあったのに、パラグアイにはイエローカードが1枚も出なかった。まあ、それでも構わない。僕たちはベスト8に進んだのだから」と首をかしげた。

 さらにパラグアイの戦い方について「彼らの最大の武器は、まるで戦争をするようなプレーだ。そして僕たちは、フランスは単にサッカーが上手いだけのチームではないことを証明した。戦争をしたい者は、その結末を思い知ることになる」と徹底批判したという。

 パラグアイの〝ラフファイト〟に波紋が広がっている。