サッカーの元日本代表MFでW杯3大会連続出場の中田英寿氏(49)が2日、都内で「SOMPOグループ新ビジョン&『キャプテン翼』パートナーシップ締結 記者発表会」に出席した。
同会見には「キャプテン翼」の作者・高橋陽一氏も同席。中田氏は「野球人気が非常に高かった時代に、『キャプテン翼』を読み始めて面白いな、ぜひやってみようとなった」とサッカー人生の原点を明かした。
少年時代には作中の必殺技を真似したこともあったという。「当然できないことが多かったが、唯一できたのがオーバーヘッドキック。砂場で練習していて、それが実を結んでイタリアでもゴールを決められた」と思い出を語った。
さらに、「キャプテン翼」の主人公・大空翼と自身を重ね合わせ「翼は若い世代から世界大会に出て、試合をやっていた。僕もU17やユースがあって、五輪があってという段階があったからその先があったと思う」としみじみ。21歳でのイタリア移籍についても「中学校の頃から世界大会をやっていることで環境に慣れていく。海外のいろいろなチームと試合をすると、そこにいるのが当たり前になる。そういう世界大会でやっている選手は海外リーグにいて、自分と比べたときに『まあいけるんじゃないかな』と感じた。経験と慣れがあった」と振り返った。
こうした歩みを踏まえ、「重要なのは、その経験値がどんどん増えてくること。日本代表も海外でやる選手が増えて、数が増えてきた結果全体のレベルが上がってくる。本当に繋がっていると思う」と日本サッカーの成長にも言及した。
現在は国際サッカー連盟(FIFA)のサッカー評議会諮問委員を務めるほか、実業家としても活動する中田氏だが、「生きざまは今も変わっていない」ときっぱり。「僕の人生っていうのは好きなことをただやり続ける。ずっとやり続けたその先しか見ていない。困難が大変だという人はその先を見ていない。挑戦してできないこともあるが、僕はそれを失敗と言わず、練習と言う。その先に行くことを信じ続けてやり続けることが重要」とブレずに中田らしさをさく裂させていた。










