北中米W杯決勝トーナメント(T)1回戦(1日=日本時間2日、米国・シアトル)でベルギーがセネガルを延長戦の末に3―2で下し、ベスト16進出を決めた。

 前半24分、MFアビブ・ディアラ(サンダーランド)にこぼれ球を押し込まれ先制を許す。さらに後半6分、ロングパスを受けたFWイスマイラ・サール(クリスタルパレス)に右足で振り抜かれ、セネガルにリードを広げられた。

 追い込まれたベルギーだが、土壇場で地力を見せる。同41分、DFトーマス・ムニエ(リール)の右クロスに途中出場のFWロメル・ルカク(ナポリ)が右足で豪快なシュートを放ち、1点を返す。さらに同44分、主将のMFユーリ・ティーレマンス(アストンビラ)が執念のヘディング弾を決めて、わずか3分間で2点を取り返した。そして延長後半20分、ペナルティーエリア内でティーレマンスが倒されてPKを獲得し、自らキッカーを務めて冷静に決めた。

 ベルギーは2018年ロシア大会の決勝T1回戦で日本に3―2で逆転勝利している。そのことを問われたルカクは「もうその話はうんざりだよ。でも、本当に激しい試合だった。そして何より、僕たちは戦う気持ちを見せた」と会心の表情。米国―ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の勝者と6日(同7日)にベスト8入りを懸けて激突する。