北中米W杯1次リーグJ組第2戦(22日=23日、米国・ダラス)で2ゴールを決め、今大会5得点としたアルゼンチンのFWリオネル・メッシ(38=マイアミ)が今年の世界最優秀選手賞「バロンドール」の候補に浮上した。

 メッシは第2戦でオーストリアと対戦し、2得点をマーク。初戦のハットトリックを含めて通算18点とし、16得点で並んでいたドイツ代表FWミロスロフ・クローゼの記録を更新した。海外メディア「NDTVSPORTS」は「W杯最年長ハットトリック記録樹立。38歳になっても大会の行方を大きく左右できる実力を持っていることを改めて知らしめた」とし「メッシが再びバロンドールを受賞する可能性はあるだろうか」と指摘した。

 メッシは米国でプレーしているため、世界最高峰とされる欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場していないため、欧州で注目される機会は少ない。それでもW杯での成績とチームの結果次第では「非常に狭い道筋」があるという。

 同メディアによると、アルゼンチンがベスト4以上になれば、メッシがバロンドールを受賞する確率を15%から25%ほど押し上げるとし「優勝すれば間違いなく最有力候補になるだろう」という。

 欧州以外のクラブに所属して同賞を獲得した選手はない。ライバルとなるドイツ代表FWハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)やフランス代表FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)、同FWウスマヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン)、スペイン代表MFラミン・ヤマル(バルセロナ)らがW杯でも躍動している。

 メッシは自らのゴールで母国をW杯連覇に導き、史上最多を更新する9度目の栄冠を手にすることができるだろうか。