超党派による「野球の未来を考える議員連盟」(最高顧問・岸田文雄元首相)が17日、国会内で第2回目となる臨時総会を開いた。

 一般財団法人「球心会」代表の王貞治代表(CEO)と栗山英樹副代表(DeputyCEO)が出席。「野球・スポーツの未来ー次世代のための環境づくりー」をテーマに特別講演を行った。

 冒頭、進行役を務めた元ヤクルトの選手で日本維新の会・青島健太共同代表は「早速、プレーボールとさせていだだこうと思います。野球らしくコールをさせていただきます」と述べ、「当会の最高顧問、『一番セカンド、岸田君』」と開成高校野球部出身の岸田氏を紹介した。

 これに苦笑いをしながらマイクを握った岸田氏は「いまメジャーリーグで日本選手の活躍をみても、日本の野球、世界においても高いレベルにあるということで、(試合を)みながら感じています」と述べ、ドジャースの大谷翔平選手を始めとした日本人メジャーリーガーたちの活躍に触れた。

 その上で「また、国内においても日本のプロ野球観客動員数が過去最多を更新している話を先日聞きました。しかし、一方で日本においては子供世代を中心に野球人口はどんどん減少している、こういった現状にあります」と明かした。

「少子化ですとか、スポーツの多様化、さらには野球中継の減少ですとか。さらに言えば気候変動がですね、野球人口に大きく影響している、こういった話も聞きます。こうした競技環境の変化が野球人口の減少につながっているとのことですが、我々議連としても、誰もが野球を楽しめる環境を作っていくことを考えていかなくてはいけませんし、何よりも野球の普及、振興を通じて健康増進、地域の活性化といった社会課題の解決にもつなげていく、こういったことも考えていくなくてはいけないと思っています」とあいさつした。