【今週の秘蔵フォト】現在でも活躍中の人気女優・原田美枝子は1974年に「恋は緑の風の中」のヒロイン役で映画正式デビュー。76年には「大地の子守歌」(6月)、「青春の殺人者」(10月)などの活躍が認められ、10代にしてキネマ旬報主演女優賞、ブルーリボン新人賞を受賞。美しいルックスと豊満なボディー、自慢の黒髪で当時の男性ファンをとりこにした。
78年9月15日付本紙には鬼才・神代辰巳監督の異色作「地獄」(東映=79年公開)の撮影を終えた原田のインタビューが掲載されている。不倫をして地獄に落ちた母の娘が二十歳になってから、地獄にいる母に導かれるように怪奇な事件に巻き込まれていくというハードな内容だった。
原田は「母と娘の二役なんです。娘の中に母が乗り移ったり、いなくなったりするシーンがあるんですけど、絵的には変わらないから難しかった」と振り返る。「トラック野郎・突撃一番星」(78年)のマドンナ役、「赤穂城断絶」(78年)、「その後の仁義なき戦い」(79年)に続く東映作品だったが「(東映京都は)とても雰囲気がいいし、近くの旅館に泊まるでしょ。家から通うって感じじゃないから、緊張感を持続できるから仕事するにはいいですね」と笑顔を見せた。
それでも素顔は普通の女の子らしく「最近は道具を買って絵に凝ってます。日記っぽく毎日描いてると、色とか感じとかでその日の精神状態が分かるから面白いんです」と語った。その素直さと美しさは今なお健在である。













