【今週の秘蔵フォト】日本を代表する名女優の倍賞美津子は、いまさら言うまでもなく“燃える闘魂”こと故アントニオ猪木氏の元夫人である。猪木の絶頂期だった1971年11月2日に東京・京王プラザホテルで「1億円挙式(現在の価値で約4億円)」を挙げ黄金カップルとして大きな話題を呼んだ。あの猪木が生涯愛した女性としても有名だ。その豪華な結婚式前日の同年11月1日付本紙には貴重なインタビューが掲載されている。
花嫁衣装は当時で2500万円、引き出物は5万円と豪華な金額が報じられているが「知らないわあ。いくらかかるのか。でもデラックスとかゴージャスといった言葉は好きだなあ。一生に一度の一番うれしい出発なんだから、やれるものならいくらかかってもいいんじゃない。気にしない、気にしない」と肝っ玉の太さを見せている。
同年3月、猪木がロサンゼルスでジョン・トロスからUNヘビー級王座を奪った時はロスまで飛んでいった。「いろいろ噂されるからそっと陰から応援したほうがいいと言う人もいたんですよ。でも私はそういうのは嫌いなんです。好きな人が一生懸命戦っているのに応援してどこが悪いのよって言ったんです。女優だから恋愛は陰でしなければいけないなんて嫌いだな。恋愛でも何でもどんどんやればいいのよ。リングサイドで夢中になって『アントン、イケイケッ』とか怒鳴っちゃうんです」と笑顔で語っている。
おしどり夫婦として知られたが、88年に離婚。それでも“燃える闘魂”が生涯愛した女性でもあった。現在も美しさは健在で、名女優・倍賞の持つ「母性」は日本人男性なら誰でも憧れる存在なのかもしれない。 (敬称略)













