俳優・佐藤二朗(57)の女優・橋本愛(30)に対するハラスメント騒動が泥沼化している。2人がダブル主演したフジテレビ系4月期「夫婦別姓刑事」での身体接触が発端だが、そもそも両者の役者観は〝水と油〟とされていた。こうなると、フジのキャスティングミスに思われるが…。
「この2人が合うわけがない」
そう断言するのは、佐藤と橋本の双方と仕事経験のある芸能関係者だ。
1日の文春オンライン、2日の週刊文春が報じた佐藤のハラスメント疑惑。発端は運転席の橋本と助手席の佐藤のかけ合いシーンだった。
佐藤がハンドルを握って目をつぶる橋本に「口ではなく目を開けて」と言ってあごに触れたことで騒動に発展。橋本は過去のハラスメント被害から不意の身体接触を忌避していたからだ。
佐藤は同作サイドからその事情を聞かされた後、橋本の楽屋を訪問。身体接触に制限を設けるのであれば「夫婦役の依頼があっても受けるべきではない」と注文を付け、橋本の女優キャリアを否定するような言葉を投げかけた。
前出関係者は「佐藤さんはもともと共演者へのボディータッチが多い。本人に悪気はないが、距離感が近いことがある」と指摘。ネット上ではフジ系「トクメイ!警視庁特別会計係」(2023年)で共演した女優・橋本環奈との〝イチャつきぶり〟が話題になっている。
役者一筋でチームの一体感を大事にするタイプでもある。撮影現場の〝風紀委員的〟な役割を担うことがある。
橋本は20113年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレーク。キャリアを重ねて現在は〝哲学者〟のように作品と静かに向き合い、物事の真理を突き詰めるような女優になった。橋本を知る人の話。
「インタビューでは質問に対し、じっくり考え、言葉を紡いでいく人。佐藤さんのように即応するタイプではない」
昨年3月のファッション誌「WWD JAPAN」のインタビューでは次のように語っている。
「映画を作りたいなと思っています。なぜかというと、『人が裸にならなくても、キスしなくても、ラブシーンって撮れるよね』ということをやりたいから」
身体接触がなくとも愛情表現できるとの自負。佐藤の持論とは反対だ。
「加えてアドリブを良しとしない。台本通りに演じるのが女優という考え。こちらも〝アドリブ王〟の佐藤さんとは逆」(前出芸能関係者)
こうなると、そもそも論として、フジのキャスティングミスを指摘する声が上がるが…。
「フジは中居正広氏の一連の問題があってから、タレントや俳優にオファーをしても断られ、キャスティングで難航するケースが増えた」(テレビ局関係者)
ただ、フジへの同情論もある。〝水と油〟の関係だからこそ〝化学反応〟が起き、ドラマ界の常識を超えた作品に昇華する可能性を秘める。前出関係者は「キャスティング段階でトラブルを予見するのは難しい」とフォローする。
佐藤にとって「夫婦別姓刑事」は民放ゴールデン・プライムタイムの初主演ドラマ。それがよもやの事態となってしまった。
佐藤は7日、自身のXで「フジテレビは、なぜ、そこまで片方だけに寄り添うんでしょうか。残念です」「心から、もうフジとは関わりたくないです」などと投稿。異例の〝絶縁宣言〟をする事態に発展している。











