“女芸人マニア”として知られているお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳が、これから“馬鹿売れ”しそうな女芸人を紹介するこの連載。今回は「生まれた時からコンビだった!」と言い切る、実の姉妹による女性コンビを紹介する――。
【プロフィル】
コンビ名‥てんてこちゃん
コンビ結成‥2021年7月13日
デビュー‥2021年9月8日(M―1グランプリ初出場)
写真右‥らりるれいな
生年月日‥1997年4月13日
写真左‥かきくけい
生年月日‥2000年10月13日
出身‥北海道札幌市
この2人は実の姉妹です。お笑いをやっていると「血縁関係に勝る相方は存在しない」と思うことがあります。幼少期からのエピソードがある、息が合っている、足並みが揃っている、相手の考えていることが分かる…。長所を挙げたら山のようにあるのが兄弟、姉妹、双子、親子、幼なじみなど、小さい頃から関係がある相方ではないでしょうか。さらに仲が良かったら最強です。息の合った2人に話を聞いてみました。
――お笑いを始めたきっかけは
らりるれいな「もともと演劇をやっていたのですが、コントの公演に出演した時に、笑いを取れたことが楽し過ぎて始めました」
かきくけい「なんか面白そうなので、お姉ちゃんにのっかりました」
――姉妹でお笑いをやることに抵抗は
らりるれいな「ないです! 昔から2人でオリジナルのダンスや演劇を作っては家族を呼んで披露するような子供だったので、子供の頃からの延長みたいなものでした」
かきくけい「生まれた時からコンビでした!」
――事務所に所属はしていない?
かきくけい「今はフリーです。そろそろいい頃合いかと思いますのでどこか入れてください」
――お笑いを始める前はどんな活動を?
らりるれいな「早稲田大学で演劇サークルに入っており、役者を目指して養成所にも通っていました。自分の幅を広げたくてキックボクシングとかタップダンスとか他にもいろいろやって迷走してましたね」
かきくけい「北海道大の落語サークルにインカレで1年間だけ在籍したり、同じく1年間だけ地下アイドルやったりしました。普段は一年坊主ですが、お笑いだけはお姉ちゃんがいる威圧感で続けていけそうです」
――ネタの作り方は
らりるれいな「完全に2人で書いてます。雑談の延長で台本を書き進める感じです。どっちかに労力が偏るともめかねないので(笑い)」
――今後の目標は
(2人で回答)「まずは事務所所属! そして『姉妹芸人といえば?』と言われて、最初にてんてこちゃんの名前が出てくるくらい知名度を上げたいですね!!」
――影響されたお笑い番組、芸人は
らりるれいな「断然『エンタの神様』です!! 当時私たち2人の部屋には小さなブラウン管テレビがあって、土曜の夜は2段ベッドのそれぞれのテリトリーから『エンタの神様』を見るのが日課でした」
かきくけい「小さい頃よく見ていたのは、志村けんさんのバカ殿様です。見ている時の楽しさは遊園地超えでした」
――趣味は
らりるれいな「2年ほど前からフラメンコを始めました。あと宝塚歌劇団も好きで、1~2か月に1回は見に行ってますね」
かきくけい「さくらももこさんが好きです。漫画、アニメはもちろんエッセーも読んでいます。私はさくらももこさんが芸人になった世界線を生きたいです」
――相方さんはどういう方ですか
らりるれいな「ゆるゆるしたキャラに見えて、こだわりがかなり強いです。あまり怒らせないようにしようとは思ってます(笑い)」
かきくけい「すごく頑張り屋なんですよ。ただ、その努力がたまに空回りするので、それを見てるのも面白いです」
2人ともコミュニケーション能力が高く前向きです。頑張り屋なてんてこちゃんをこれからもみんなで応援していきましょう。
☆しんどう・たつみ 1977年4月15日生まれ、千葉県出身、本名・濱島英治郎。平井“ファラオ”光と組む「馬鹿よ貴方は」として「THE MANZAI」「M―1グランプリ」で決勝進出を果たした実力派。緻密なネタ作りに定評がある一方、女芸人ナンバーワン決定戦「THE W」では、予選会場に足しげく通い、ほとんどの出場者のネタを見るほどの“女芸人マニア”。
20260708 九16面 TA版 16ページ 記事 女芸人・新道 山崎












