タレントの山瀬まみが9日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、テレビで初めて自身の病と今の体調について語った。

 昨年3月に子宮体がんの手術を受けた。その際、がんの合併症で脳梗塞も発症した。その後、母と夫の手助けと懸命なリハビリの結果、仕事に復帰したという。

 子宮体がんと診断される前の状況を聞かれた山瀬は「最初は更年期かなと思ったんですけど、不正出血とかが続いたんですね」と振り返り、症状が改善しないため病院に行ったところ、医師から「これはガンということでお話します」と診断され、検査結果も出てないのに手術日まで決まったと明かした。

 下腹部をなでるしぐさをしながら「大きな手術になって(子宮周辺の)くっついてる臓器も全部取って、おなかに大きな傷ができるような手術で。それはそれで良くなるだろうと。私のもくろみだったんですけど、そこで私、ガンの合併症で脳梗塞になったんですよ」と説明した。

 ガンのせいで血栓ができやすくなるトルソー症候群になっていたという。「それで脳梗塞を起こしてしまったんです。(脳のレントゲンを見ると)小石をばらまいたみたいに。右(脳)のがメインでしたけど、けっこう(血栓で)つまってました。ここは治らないから、いっぱいリハビリして、他で補いましょうっていう感じだったんです」

 病から一部の記憶が抜け落ちたという。「痛いこととかICU(集中治療室)にいたこととか記憶にないです。悲しかったのは、家族のこととか、親のことも弟のことも夫のことも覚えてなかったんですよ。あとから聞いたんだけど(病室に)入ってきても、誰だか分からなかったんだって。家族は『私が言葉を話すことはない』と言われたって言ってたから、どれだけ心配したかなって」と語った。

 手術後、左半身がまひしていたので手と足のリハビリからスタートし、次に言葉のリハビリに取り組んだ。

 流ちょうに話す山瀬に黒柳徹子が「でも、あなた全然よくしゃべってますよね、今」と指摘すると、山瀬は「それは回復したということです。リハビリして良かったです」と明るく答え、支えてくれた夫に感謝した。

40年前…ジャンボ鶴田と共演する山瀬まみ(1986年)
40年前…ジャンボ鶴田と共演する山瀬まみ(1986年)

 ガンはまだ治療中だとのことだが、最後に「一時、明るく楽しくいなきゃいけないということがつらくなったりとかもして、芸能人・山瀬まみを一生懸命やってたなって。今は病気して立ち止まったから思えるので、これからはもう少し自分にもやさしく。幸せに生きていきたいです。みんなに感謝です」と満面の笑みを見せていた。