元ジャングルポケット・斉藤慎二被告(43)が不同意性交などの罪に問われた公判で、検察側の主張に注目が集まっている。
斉藤被告は2024年7月、東京・新宿区に駐車されたロケバス内で20代女性Aさんの胸を触るなど計3回、性的行為をしたとされる。斉藤被告とAさんはバラエティー番組のロケで当地を訪問。2人は初対面だった。AさんはSNSでも活動する会社員だったことも明らかになった。
13日の初公判、17日の第2回公判では、斉藤被告が出会ったばかりのAさんに性的行為を求めた生々しい手口が暴露され、SNS上で批判されている。主な争点は、両者の間に性的行為について同意があったかどうか――だ。
検察側は初公判で、Aさんは芸能人として影響力のある斉藤被告からの性的行為の求めに応じなければ、自身の今後のSNS活動などに不利益が出ると思ったと主張。これに弁護側は「検察官は(斉藤被告に)芸能人としての影響力があったとしているが、本当に影響力があったか」と疑問視。今後の公判で斉藤被告本人、または証人の証言で判断してほしいと訴えた。斉藤被告の影響力の程度を反論材料の一つにしていることがうかがえる。
法曹関係者は「斉藤被告はバラエティー番組、Aさんは会社員でかつSNSでも活動していて、両者はフィールドが異なります。当該ロケが終われば接点はなくなったはず。斉藤被告の影響力が及ぶとは考えにくい面はある」と指摘。また、テレビ局プロデューサーも「斉藤被告は有名芸人だけど、他人の活動に影響を及ぼす力があるかといえば疑問もある。他人の活動に影響を及ぼすのは、人気番組でMCを務める一部の大物芸能人だけだからです」と話した。
いずれにしても初公判、第2回公判では検察側が犯行態様をあぶり出して厳しく追及し、斉藤被告は分が悪いというのが法曹関係者の大方の見方だ。第3回公判期日は明らかになっていない。斉藤被告側は劣勢を覆せるか。













