ロケバス内で女性に性的暴行を加えたとして不同意性交等罪などに問われた元ジャングルポケットの斉藤慎二被告(43)の第2回公判が17日、東京地裁で行われた。検察側は無罪を主張する斉藤被告の犯行を立証しようと、事件の舞台となったバラエティー番組関係者に接触していた。
斉藤被告は2024年7月30日、東京・新宿区に駐車されたロケバス内で20代女性Aさんの胸を触るなど計3回、わいせつ行為をしたとされる。斉藤被告もAさんもバラエティー番組の収録で当地を訪れたが、2人は初対面。AさんはSNSでも活動する会社員だった。
第2回公判の主なポイントは2点ある。
1点目は、Aさんが法廷で身元を特定されないようにするビデオリンク方式で証言し、斉藤被告側との示談内容を明かしたことだ。斉藤被告側から示談金2500万円を提示され、「罰を求めない」「芸能活動を続ける」ことを条件にされたという。
2点目は、Aさんの母親が身元を特定されないようパーテーションで遮へいされた形で出廷し、Aさんとのやり取りを明かしたことだ。母親によると、Aさんから当該ロケ中「ジャンポケ斉藤、めっちゃ気持ち悪いんだけど。チューしようとしてきた」とLINEが送られてきたそう。帰宅後にはAさんから「陰茎をなめさせられたんだけど」と打ち明けられたという。
検察側は、Aさんと母親に供述させ、斉藤が行為についてAさんの同意を得ていなかったことを立証しようとしているのがうかがえる。
捜査関係者によると、検察側は当初、斉藤被告の犯行を立証しようとしたが、物証に乏しく、Aさんや周辺関係者の証言の確度がカギになると判断。そのため、事件の舞台となったバラエティー番組の複数の関係者にも接触。Aさんが当該番組の収録に参加した経緯から、斉藤被告が犯行に至るまでの過程を丁寧に確認した。
第3回公判期日は明らかになっていないが、次回公判以降で当該番組関係者の証人尋問が行われる可能性がある。その証言で斉藤被告を追及する構えだろう。
斉藤被告側はどう反論していくか。












