大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表された27日、大関復帰を果たした霧島(30=音羽山)が国技館で会見した。

 霧島は2年ぶりの大関返り咲きに「『やっと』という感じ。できるだけ早く戻りたい気持ちもあったし、2年間でいろいろケガがあった。こうやって戻って、あきらめずにやってきて何より良かった」と笑顔を見せた。

 大関復帰に至るまでには、長女アヤゴーちゃん(6)の存在も力になった。霧島は「最近、家で『おおぜき きりしま』って、ひらがなで書くのが多いな。自分より、うまくなってる(笑い)。前の大関の時はお母さんに書いてもらって、本場所を見に来た時に応援してたんですけど。今は自分で書けるようになってきたし、それを見ていいなと思ってる」と表情を崩した。

 春巡業中には長男トゥグドゥルくん(0)を抱いて一緒に土俵入りをする機会もあった。「泣くのかなと思ったら、あまり泣かなくて。逆にお客さんに手を出したり返したりして、慣れてるなと思いました。初めてなのに(笑い)。もうちょっと大きくなってくると、まわしをつけたりしてあげたい」と目尻を下げた。

 霧島にとって、大関復帰は通過点。横綱に向けて「番付的には一番近づいてきた。ただ口だけで言っても意味がないですから。自分の体で見せながら、努力していく。しっかり頑張っていきたい」と決意をにじませた。