〝筋肉愛〟が飛躍の要因だ。大相撲の春巡業が21日、東京武道館で行われ、朝稽古で幕内朝紅龍(27=高砂)が小結熱海富士(23=伊勢ヶ浜)らと19番取って12勝7敗。夏場所(5月10日初日、両国国技館)に向けて、順調な仕上がりをアピールした。
角界屈指の〝マッチョ力士〟として注目を集める朝紅龍は、ベンチプレスの最高記録が200キロを誇る。毎日食べているというサラダチキンと鶏の炭火焼きを頰張りながら取材に応じ、最近の筋トレ事情について「ぼちぼちですね。(巡業以外の)東京にいる時の方ができているけど、こっちでもやってますよ」と説明。春巡業中も、背中に30キロの砂袋を乗せてプッシュアップバーを使用し、毎日20回×6セット腕立て伏せを行っている。
また、本場所中の朝紅龍は土俵上で制限時間になると、両腕に力を入れて内側に曲げる〝モストマスキュラーポーズ〟を決める。そのルーティンは、十両時代の2024年名古屋場所から始まった。「名古屋の時に付け人の(序二段)朝翔に『夏バテで体に力が入らんわ』と話したら、『(取組前に)力を入れてみたらいいんじゃないですか』と提案された。それでやってみたら(花道で)朝翔がまねしてくれてルーティン化した」と明かす。こうした筋骨隆々な朝紅龍の姿は海外のSNS上でも大人気で、本人いわくTikTokで7万〝いいね〟が付いた動画もあったという。
昨年の九州場所から3場所連続勝ち越し中の絶好調男は、夏場所に向けて「夏は筋肉が映えますよ。(肌が)焼けるし」とニヤリ。自身の筋肉が注目されることを歓迎した上で「モテたいですよね。強くなれば文句なしっすよ」と拳を握った。












