元サッカー日本代表の巻誠一郎氏(45)が16日、ソフトバンク―楽天(北九州)の試合前始球式を行った。

「九州スポーツキッズキャラバン」のアンバサダーを務める巻氏。マウンドに上がるとストライク投球を披露し、人生2度目となる始球式で、同じくアンバサダーを務める和田毅氏との練習の成果を発揮した。

 この日は熊本地震の本震が発生してから10年。熊本県出身で、地震発生時の2016年にはロアッソ熊本に在籍していた巻氏は「当たり前の日常が戻ってこないんじゃないかと思うような瞬間だった。人生の中でも一番怖さを感じた日だった」と当時を回想。その上で地震を知らない世代に向けて「災害が起こった時、少しでも被災地に心を通わせることが大事。そういった思いやりの心を伝えられたら」と語った。