ヤンキースのジャズ・チザム・ジュニア内野手(28)が11日(日本時間12日)の敵地レイズ戦の最後に「ルールがよく分からない」とこぼしてファンから批判されたことに対し、翌12日(同13日)にブーン監督が「彼はルールを分かっていると思いますよ。彼は愚かではない」とかばった。

 ヤンキースは1点リードで迎えた延長10回に同点とされ、なおも一死満塁からアランダの二ゴロが内野安打になって4―5とサヨナラ負け。最後の打球は二塁手チザムが併殺を狙ったがボールを弾き、さらに一塁送球も逸れた。チザムは「一塁走者にタッチして一塁に送球するつもりだった」と明かしたが、捕球して二塁→一塁、もしくは一塁→二塁の併殺の選択肢もあった。

 ところが報道陣との話がかみ合わず「最初に一塁に投げたらダブルプレーになるんでしょうか。打点にはならないのでしょうか。ルールがよく分かりません」とクビをかしげたことで波紋を広げ、SNSで「無知だ」と大炎上。指揮官自らチザムの名誉にために口を開いた。

 最後の場面の動画を確認したブーン監督は「難しいプレーだった。映像を見返したが、もしきれいにキャッチしていたらタッチできた可能性もあった」とした上で「彼は愚かではなく、その件に関して混乱しているわけではありません。あれは彼らしいやり方です。メディアを前にした決まり文句のような答えです。ルールは知っていると思いますよ。彼は頭の悪い男じゃない。特定の状況でどう振る舞うかが重要だ」と誤解を解くように説明した。