ボクシングWBC世界バンタム級挑戦者決定戦(11日、両国国技館)で、同級2位・那須川天心(27=帝拳)が同級1位フアンフランシスコ・エストラダ(35=メキシコ)に9ラウンド(R)終了TKOで勝利した。この一戦に「神童の師匠」を自称する〝バカサバイバー〟こと青木真也(42)が大ナタを振るった。
試合当日、青木はインターネットテレビ「ABEMA」で行われた「ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円」に出場した矢地祐介のセコンドを務めた。開口一番はその感想で「矢地とキャッキャして楽しかった。それはそれとして控室に把瑠都が来て、ずっとカネの話だけして帰っていったんだ。あれは何だったんだろう…」と声をしゃがれさせた。
そんなことから那須川の試合は番組収録後に見たという。神童が試合後に見せた涙に「ウソ泣きは俺の専売特許なんだよ。俺が20年かけてたどり着いた境地に、27歳にしてたどり着かれたらたまったもんじゃない!」と言いがかりだ。前戦で井上拓真(大橋)にプロ初黒星を喫しての再起戦で勝利して、思わず流した涙を邪推するとは老害にもほどがある…。
続けて青木は「正直、ここは〝負けどころ〟だったんじゃないかと思うんだよね。俺が秋山成勲に負けた後にロシア人(サイード・イザガクマエフ)に負けたのと一緒だ。連敗することによって次の勝ちが説得力を生むからさ」と自身の経験を踏まえて指摘。そして「言い換えると、例え1回負けても、まだ負けを許されない立場から解放されないナスガワ(那須川)さんって、大変だなって思ったよ」と重圧の中で戦い続ける〝弟子〟の胸中を思いやった。
最後は、エストラダがボディーを受けた左わき腹の痛みで棄権した結末を踏まえ「試合を投げてウソ泣きして、お前ら俺のこと好きすぎだろ」と意味不明な一言で無理やり赤面すると、自転車で走り去った。













