モータースポーツの国際レースは〝中止ドミノ〟となってしまうのか――。
米国やイスラエルによるイラン攻撃による中東情勢の悪化を受けて、F1は4月に予定されていたバーレーン・グランプリ(GP)とサウジアラビアGPが中止となった。さらに世界的な燃料危機が広がっている状況が、モータースポーツ界を直撃しそうだ。
米モータースポーツ専門メディア「スポーツカー365」は「セパン300キロレース、中止へ スーパーGTのレース日程は7レースに短縮される可能性がある」と報道。そして8日、正式に主催者が中止を発表した。
同メディアは中止の背景を「政府は燃料不足の可能性を懸念し、国家的に重要でない大規模イベントの縮小を要請した」と指摘。「これは、米国、イスラエル、イランの間で続く紛争の最中に起こったことであり、すでにこの地域の多くのモータースポーツイベントが中止または延期されている。FIA世界耐久選手権のカタールレースもその一つだ。さらに、日本からマレーシアへの貨物や人員の輸送コストの高騰も、イベント中止の決定に影響を与えたと考えられている」と燃料に起因するものだと強調した。
こうした動きを受けて、英メディア「GPファンズ」は「イラン紛争に起因する世界的な燃料危機が、さらなるレース中止の懸念を高める中、世界中のモータースポーツイベントに影響を与え続ける可能性がある」と報道。「2026年にはさらに多くのF1レースが中止される可能性があるだろうか」とF1でもさらに中止となるレースが増えると指摘し、「シーズン序盤のこの段階でこの質問に対する答えを先取りするのは時期尚早だが、F1とFOMは常に世界情勢を注視している」と状況次第では中止ドミノとなることが不安視されている。
イラン情勢がF1などのモータースポーツ界に大打撃を与えることになるのか。












